La Pomme de Pin

sous le soleil

絆と癒しのセカンドハウス

 以前の記事でも書きましたが、ウチのお山のおうちの
お隣さんは、長い間使われずにとうとう取り壊しに
なりましたが、検索対策をして価格を格安に設定すれば
売れたのではないか、と思ったりします。だって取り壊し
費用を考えたら、売れれば価格はいくらでもいいじゃないですか。

とそんなことを思いながら・・・

春になって、長野の物件にも動きが出てきた感じがします。
とはいってもなかなか簡単には検索で見つからないのも
事実です。那須の業者さんのブログを購読していますが
今売れるのは1000万以下の建物付物件で土地だけでは
売るのは難しいようです。

そうですよね、ミリオネアーでもない限り、拠出できる
妥当な価格です。だって趣味にもお金かかるし、
おいしいものも食べたいし、海外にも行きたいし・・・


 近隣を見ていると、築年数から言ってまさにバブルの
真っ只中に、新築で別荘を建て家族で子供を連れての
別荘ライフ、子供たちはさぞ楽しかったでしょう。

でもその子たちが大人になった今では、使ってくれない、
という実態がありそうです。

子供たちにしてみれば、小さいときから来ていて新鮮味も
なく、飽きてしまったのかも知れません。建物が古くなって
しまったのも一因かも知れません。

あるいは別荘での思い出がバブルという、今とはだいぶ
違った価値観にリンクしているからかも知れません。

         ---------------------

 フィンランドでは12人に1人が別荘を持っていて、(都市部では
それが7割にもなる)そこには電気もガスも水道もないことが多い
そうです。必要なのは、隣と離れていること、湖・海のほとりであること、
そしてサウナ!!です。

すべてを自分たちで賄い、暮らす・・・ 薪サウナに入って
裸で湖に飛び込む・・・ 

リゾートではない、手作りの生活が思い出深く子供たちの
心に残ります。

究極の絆と癒しがそこにはありそうです。
そんなわけですから彼らは1ヶ月も休みます。

残念ながら日本で暮らす私たちにはそんなに時間は
ありませんが、少し不便なくらいの静かな別荘地が
いいのではないでしょうか。

そして本来のセカンドハウスの姿というものを考えると
自分たちが使い、癒され、場合によっては将来定住する
(できれば)いいのであって、豪華であったり、新築である
必要はなく、少し位不便でも (むしろその方が )いいのかも
知れません。

そんなお山での暮らしが、子供たちの心に楽しい思い出と
して残り、お山のおうちのことをずっと大好きでいてくれることを
心から願っています。 芽

スポンサーサイト



カレンダー

04 | 2009/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

最近の記事
カテゴリー
ユーザタグのリスト

月別アーカイブ
リンク
最近のコメント
ブログ内検索

最近のトラックバック
Weather

for your Life


presented by 地球の名言

RSSフィード
QRコード

QR

Counter


現在の閲覧者数: